歯周病の治療は歯ブラシだけではダメ

歯周病は病気です。治療をすればきちんと治すことができますが、しかし、治療行為自体、歯科クリニックでなければ、正しい処置を受けることは難しいです。よく間違われるのは、歯磨きさえちゃんとしていれば歯周病な治る、というものです。盲腸炎やガンが寝ていれば治る、というのに、これは発想が近いもので、大きな誤りです。また、爪楊枝や歯間ブラシによる掃除も同じことです。これらは、歯周病の予防や改善には効果はありますが、治療効果はありません。組織学的にM3と呼ばれるぐらいに進行した歯周病では、歯と歯茎の間にある歯周ポケットは6~8mmありますので、軟組織を除いてもを数ミリしか歯周組織は残っていません。こんな状態で歯磨きを一生懸命したとしても、組織学的に骨ができることなどありません。歯周病の進行にもよりますが、ここまで進行した歯周病では、その歯の寿命は1~2年位です。つまようじは歯ブラシよりもよくなく、最悪の効果を招きます。場合によっては、歯周病の治療にならないどころか、高価なインプラントまで抜け落ちることがあるようです。歯周病の治療は、歯科クリニックに相談して、もっとも症状に合うような方法を選びましょう。